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はじめてのトレフェスディーラー参加

《!》以下【R-18】な内容を含みます。18歳未満の方と見たくない方は戻ってくださいませ




~Intentional Blank~







~Intentional Blank~





そういえば、トレフェスに一般参加したことないんすよね(・・;)

というわけで、トレジャーフェスタ・NEO in有明1にディーラー参加を決めてから当日を終えるまでの過程です。うろ覚えです。お金の話もチョットします。

2018/2/18

時は前回のワンフェス(WF2018W)に遡ります。
ワンフェス一般参加は2回目、早朝から本気待機する気で行ったのは今回が初めてです。しかしまあガレキ作って売りたいという思いは高校生のころからあって、センター試験明け二次試験前のワンフェス当日(WF2016W)とか、ろくに勉強せずに電ホビWEBにかじりついてた気がします。まあ昔話はどうでもよくて、この参加を機にディーラー参加への意志を固め始めました。
なお、この時点で富士宮は3DプリンターとZBrushCoreを手に入れて、習作を作っていました。それ以前にもフィギュア造形は石粉粘土でトライしていましたが、乾燥時間とか食いつきの悪さとかに付き合いきれずに挫折を繰り返していました。

2018/3/4

i2forme-project#001(以下#001)『10巻エリリ(仮)』の製作継続を断念しました。この時点で、デジタルモデリング、出力、処理、複製、塗装、(瞳デカール)の全工程をさしあたり一通り経験しました。
↓ここから本編
同時に、i2forme-project#002(以下#002)『7巻恵(仮)』の製作を開始しました。

2018/3/7

#002のモデリングを終え、出力を開始しました。同時に、i2forme-project†003(以下†003)『1/6 吹石花 2016.10ver』のモデリングを開始しました。
この頃には、参加イベントを次の5月トレフェスにする方針を決めていたと思います。「NEO」になったためか、トレフェスディーラー参加募集が出るのが例年より遅く、個人的には好都合でした。

2018/3/9

参加登録と入金を行いました。締め切り当日だった気がします。手続き自体は簡単ですが、サイトがザルいので、注意深く確実にやる必要があります。半卓(8500)+追加人員(1500)+広告(4000)+版権事務手数料(800*2)で、〆て¥15600でした。

2018/3/7

#002の出力が完了し、複製前の処理作業に入りました。
なお、この時点で†003はまだ秘密にしていました。深い意味はないですが。

2018/3/16

#002の仮申請が通りました。
†003の出力を始めたのもこの頃なはずです。

2018/3/18
#002の複製作業を始めました。#001に使ったシリコンがリサイクルできるのでそれが1kgと、新品の追いシリコンを1kg強使ったと思います。

2018/3/21

#002の型が揃いました。翌日から即†003の出力を始めました。

2018/3/26

#002の仮申請用完成品が完成しました。ほかのディーラーさんのキットも買ったことはあるのですが、
これが僕のはじめてのガレキ完成です(爆)
同時に、†003の出力が終わりました。

2018/3/27

†003の仮申請が通りました。本申請の締め切りが3/30だったので、けっこう危ない橋を渡った気がします。

2018/3/29

†003がサフまで行ったので本申請を行いました。このタイミングで諸経費を試算し、7000円から7500円に値上げしました。本申請で決めた値段や販売個数から下げることはできても上げることはできないので、よく考えて決めなければなりません。
†003の複製作業を開始しました。#001のシリコン片と、#002で残ってたシリコン数百gに加えて、2缶2kgを使いました。これが高いんだよねぇ。

2018/4/6
†003の型が完成しました。#002は二面型が2セットだったのですが、†003では4セットに分けたのでだいぶ時間がかかってしまいました。

2018/4/14
†003の試作品を完成させ、広告を入稿(ヤマトで発送)しました。

2018/4/15

#002が本申請を通りませんでした。この時点で赤字が確定しました。
クオリティに納得がいっていなかったので、当プロジェクトの終了を決意し、型を扱い上廃棄しました(まだ存在はしている)。

2018/4/16

†003が本申請を通過しました。一本落とした翌日だったので、マジでドキドキした。
以下は全て†003です。

2018/4/20
複製を完了しました。

2018/4/25

パッケージを作りました。キットそのもの以外に、パッケージ、広告、ディスプレイなんかのプロダクトデザインもこだわりたかった要素なので、結構前から構想は進めていました。ハコに入れて売る場合、関東在住なら浅草橋のシモジマで仕入れることをおすすめします。種類が多い上に、実物を持ってってサイズを確認できます。

2018/4/26

最終書類が届きました。発送から3日後だったと思います。ディーラーリストは翌日TFホームページに出ました。

2018/5/2

展示見本が完成しました。
ところで、もし本申請を通っていたなら#002も複製してパッケージングして展示用完成品を作ってという作業が発生していたわけで、たぶん相当に修羅場ったはずです。

2018/5/3
パッケージングを行いました。あと宣伝も。

2018/5/4
荷造りをしました。午後は後回しにしていた学校の課題やってた。

2018/5/5
当日です。
0700起床
0745出発
関東住みなので楽なもんです。
0900到着
最終書類の地図に従って裏から入ったのですが、どうやら表から入るのが正解だったようです。せっかくなら大階段で「見ろ 人がゴミの(ry」したほうがいいと思う。いや、コミケじゃないから待機列はないのか……?
1030設営完了
本部に行って版権関連のものを受け取り、椅子を貰い、あとは自分の卓を作るだけです。まあ手際よくやれば1時間で充分でしょう。トイレ行っときましょう。時間があれば他の卓を見てもいいでしょうが、クオリティの差に凹むこと請け合いなので、自分が買い物する気がないのならやめておくべきです。
1045待機時間
椅子に座って開場を待ちます。「さて、ここまで来たはいいが、はたして売れるのか?」という心配で胃が痛くなります。
1100開場
人々が走ってゆきます
1105完売
いや、もうね、記憶がないです。モタつきながら対応してたら終わりました。
完売札を見て卓を離れていく方を見ては、申し訳なさで胃が痛くなります。
1230交代
友人に店番を頼んであったので、卓を離れました。コミティアの混雑っぷりとのギャップに、真顔になります。このタイミングで他の卓まわって写真撮りました。あ、サンプル提出を忘れずに!
1630撤収開始
実際、12時にはあらかた売り切れてしまいますし、15時くらいにはお客さんの方がディーラーの人間より少なくなります。たぶんほんとはあんまよくないけど撤収を始めます。あ、製造販売報告出し忘れないように!
1700閉幕
拍手~
椅子を片付けて帰宅です。お疲れさまでした。
反省会しつつ、次回作について考え始めます。。。


こうして書くと、いろいろありましたねぇ……
失敗した箇所も多々あったかなぁ。てかね、総合的にしんどいです。締め切りとクオリティの鬩ぎ合いが漫然と数か月続くわけで。


では、気になるお金の話です。
なお、販売個数と許諾条件はディーラーにとってそこそこ重要でデリケートなファクターなので、ボカして書かせていただきます。
ここではi2formeのスタイルである「デジタルモデリング×自家出力×自家複製」で書きます。たぶんこれが労力と費用を総合して一番ローコストだと思う。クオリティはともかく……

初期投資(設備代)
・3Dプリンター 50k
・ZBrushCore+ペンタブ 15k
・フィラメント 4k
・その他、スパチュラなどの造形道具
塗装設備がない場合は、揃えるとそれなりに高くつくと思います。。。

ここは各人の状況次第だと思います。アナログモデリングだと上の2つが要りませんが、時間と手間が載ってくる。

材料代
・シリコン 1kg3k程度
クレオスのシリコンが安い(2.3k)上にやわらかいのでお勧めですが、現時点で完全品切れ状態です。さっぱり目の1/7フィギュアで2kgくらいでしょうか。再利用できるので作れば作るほど相対的に安くなっていきますが、それでも毎回新品は必要になるので割と重いです。ちなみに型の耐久はおおよそ20回~30回くらいだそうです。うまくやると50回とか抜けるらしいですが。。。
・レジン 2kg3.5k程度
A液B液を等量混ぜるので、1kgの缶が2つのセットがメジャーです。高めですが、造形村のレジン(2kg4.5k)がおすすめです。120秒の白を使いました。ウェーブの180秒も使いましたが、流動性が悪くて難しかったです。#002一体で100g強、†003一体がおよそ200g(AB合計)ですが、型を調整するために2,3回余計に抜くことになるし、失敗もするので、余剰に消費があります。
・その他、シリコンバリア等の消耗品
もちろんヤスリや塗料や接着剤なんかも要ります。それほど高くはなりませんが。

経費
・参加費
イベント次第です。WF高いね。ホビラン安いね。
・版権料
版元さん次第です。相場は完成品(orキット)+版権料[製造数(販売数ではない)×価格×5%くらい]らしいですが、相当に幅があるようです。版権料よりも完成品サンプル作る方が大変だと思う。詳しくは書けませんが、ヒット出版社さんにはマジ感謝。
・その他、パッケージ代とか展示に使う台なんかの備品とか
・地方からだと、交通費や宿泊費がエグいですね。。。

結論
今回は#002が販売できなかったため、赤字前提の運転になってしまいました。#002のシリコン型もいくつかの複製品も作ってましたからね……
ざっというと、売り上げで シリコン&レジン代+参加費+版権料 がカバーできました。それ以外は赤字額です。
ま、こんなもんなんですかねぇ。遠征参加だとどう転がしても赤字な気がします。ちなみに、大手さんは業者抜きのコストでキット当たりの粗利が下がってしまうため、結局あまり劇的には黒字を伸ばせないようです。この世界世知辛いね。



次回がどうなるかはわかりませんが、まあこんな感じでした ということで。
何かあればコメントで聞いてください。
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